マネーフォワード クラウド確定申告を使う前の確認リスト
導入前に、次の項目を整理すると、必要な機能と運用方法を判断しやすくなります。
- 事業用として連携する銀行口座・カード
- 領収書や請求書を保存する現在の方法
- 前年データの有無と取り込み方法
- 青色申告・白色申告など予定している申告方式
- 毎月の明細確認と仕訳を行う担当者
- 料金・無料利用範囲・契約条件の最新内容
この記事では、この確認後にMakeとAPIを使って経理作業を自動化する方法まで解説します。
請求書が届くたびにマネーフォワードを開いて手入力して、月末にはまた1時間かけて集計して……その作業、今月も繰り返していないだろうか。確定申告の時期に1年分の帳票を前に頭が真っ白になる、あの感覚をまた味わうつもりだろうか。
- 1MakeとマネーフォワードAPIで具体的に何が自動化できるか(仕訳・経費・月次レポートの実例付き)
- 2APIトークン取得からMakeのOAuth認証設定まで、実際の画面操作に沿ったステップ解説
- 3マネーフォワードクラウドのプラン別API利用可否と、どのプランから始めるべきかの判断基準
- 4導入前に知っておくべき注意点と、この組み合わせが向いていないケース
※ 実際の設定はMake公式テンプレートから選ぶだけ
本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載商品・サービスの選定は編集部が独立して行っています。
# MakeとマネーフォワードAPIを連携して経理を自動化する方法|請求書から確定申告準備まで完全ガイド
【毎月の経理作業に3〜4時間取られていませんか?】
フリーランスや個人事業主として仕事が増えてきた頃、こんな状況に陥っていないでしょうか。「取引先からPDFで届いた請求書を手でマネーフォワードに入力している」「売上が複数チャネルに分散していて、月末にまとめて仕訳するのが苦痛になってきた」「確定申告の時期になると、半年前の領収書の用途を思い出せない」。
手作業での入力は、件数が増えるほど入力ミスや転記漏れのリスクが高まります。税務署から過去の帳簿の訂正を求められた場合、修正申告の手間と延滞税のリスクが生じます。しかし多くの方が「自動化にはプログラミングが必要」と思い込み、手作業を続けています。実際はコードを一行も書かずに、MakeとマネーフォワードAPIを連携して経理の大部分を自動化できます。
【結論】Makeのノーコードシナリオでマネーフォワードへの仕訳登録を自動化できる
MakeはAPIを視覚的なブロックとして組み合わせるノーコード自動化ツールです。マネーフォワード クラウド確定申告が公開しているREST APIと接続することで、「メールで届いた請求書の金額をトリガーに、マネーフォワードへ収入・支出の仕訳を自動登録する」フローをGUI上だけで構築できます。月あたり数時間かかっていた手入力作業を、シナリオ設定後は大幅に削減できます(個人の取引量・データ形式・シナリオ設定状況により効果は異なります)。
無料プランで十分? 実際の料金感を確認
Makeの料金プラン
Makeには無料プランがあり、月1,000オペレーション・アクティブシナリオ2件まで利用できます。月の取引件数が少ないうちは無料枠で試せます。有料プランはCore(月9米ドル〜、年払い時)から始まり、月10,000オペレーションまで利用可能です。
※料金は変更になる場合があります。最新情報は[Make公式サイト](https://www.make.com/en/pricing)をご確認ください。
マネーフォワード クラウド確定申告の料金プラン
マネーフォワード クラウド確定申告はパーソナルプラン(月額1,280円〜、年払い時)から利用できます。APIを利用するにはパーソナルプラン以上が必要で、OAuth 2.0認証によるアクセストークンの発行が可能になります。無料プランはAPI利用不可である点に注意してください。
👉 [マネーフォワード クラウド確定申告の料金・機能を公式サイトで確認する](/go/moneyforward-cloud-tax?c=MF-SEO-20260917-0003)
※料金は変更になる場合があります。最新情報はマネーフォワード公式サイトをご確認ください。
→ 料金を確認して自分の用途に合うか判断してください。
こんな人に向いている——あなたは当てはまる?
この連携が向いている人
- 月10件以上の請求書・領収書を手入力しているフリーランス・個人事業主
- GmailやGoogleスプレッドシートなど、すでにGoogle Workspaceを業務で使っている人
- マネーフォワード クラウド確定申告をすでに契約しているか、これから使い始める人
- プログラミング経験がなく、Zapierなどのノーコードツールを使ったことがある人
向いていない人・注意が必要なケース
- 月の取引件数が5件以下で、手入力の所要時間が月30分未満の人(費用対効果が薄い)
- 法人向けの「マネーフォワード クラウド会計」を使っている人(本記事で対象とするAPIは個人向けの「クラウド確定申告」のAPIです。法人向けは別途API仕様の確認が必要)
- 入力データの元が紙の領収書のみで、デジタルデータが存在しない人(OCR連携を別途組む必要があります)
競合ツールとの比較
| 項目 | Make | Zapier | n8n |
|---|---|---|---|
| 無料枠 | 月1,000オペレーション | 月100タスク | セルフホスト無料 |
| マネーフォワードAPIとの接続 | HTTPモジュールで対応 | HTTPモジュールで対応 | HTTPノードで対応 |
| 日本語UIの有無 | 一部対応 | 英語のみ | 英語のみ |
| 操作の複雑さ | 中程度 | 比較的シンプル | 高め(技術知識要) |
公式サイト時点では、ZapierのFreeプランは月100タスクと少なく、複数シナリオを運用するには有料プランへの移行が早い段階で必要になります。Makeは無料枠が相対的に広く、個人事業主の経理自動化用途では最初の検証に使いやすい構成です。
【Mechanism + 手順】MakeとマネーフォワードAPIを5ステップで連携する
ステップ1:マネーフォワードAPIのアクセストークンを取得する
マネーフォワード クラウド確定申告にログイン後、アプリケーション管理画面(設定 → 連携サービス → APIアプリ)から新しいアプリを作成します。リダイレクトURIにはhttps://www.make.com/oauth/cb/oauth2を入力します。発行されたクライアントIDとクライアントシークレットを手元にメモしておきます。認証エンドポイントはhttps://moneyforward.com/oauth/authorize、トークンエンドポイントはhttps://moneyforward.com/oauth/tokenです(※URLはAPIバージョンにより変更になる場合があります。必ず最新のマネーフォワード開発者ドキュメントをご確認ください)。
ステップ2:MakeでOAuth 2.0接続を設定する
Makeにログインし、新しいシナリオを作成します。最初のモジュールとして「HTTP」→「Make an OAuth 2.0 request」を選択します。接続の新規作成画面で、ステップ1で取得したクライアントIDとクライアントシークレットを入力します。スコープにはtransactions:write(仕訳登録)とtransactions:read(仕訳取得)を指定します(※スコープ名は執筆時点の公式仕様に基づきます。変更になる場合があります)。認証完了後、Makeの接続リストに「マネーフォワード」の接続が追加されていることを確認します。
ステップ3:トリガーとなるモジュールを設定する
シナリオの起点を決めます。代表的なパターンは以下の2つです。
- Gmailトリガー:「Watch Emails」モジュールで「請求書」「invoice」を件名フィルタに指定し、添付ファイルまたは本文内の金額を抽出する
- Googleスプレッドシートトリガー:「Watch New Rows」モジュールで、売上管理シートに行が追加されたタイミングを起点にする
月の取引をスプレッドシートで一元管理している場合は、スプレッドシートトリガーの方がデータの整合性を保ちやすいです。
ステップ4:マネーフォワードAPIへPOSTリクエストを送るモジュールを組む
ステップ2で作成した接続を使い、「HTTP → Make an OAuth 2.0 request」モジュールを追加します。設定値は以下の通りです。
- URL:
https://moneyforward.com/api/v1/user_asset_acts(※執筆時点のエンドポイント。バージョン変更の可能性あり。最新の公式APIドキュメントをご確認ください) - Method:POST
- Body type:JSON(application/json)
- Bodyの例:
“`json
{
“user_asset_act”: {
“amount”: “{{金額のマッピング変数}}”,
“memo”: “{{摘要のマッピング変数}}”,
“updated_at”: “{{日付のマッピング変数}}”,
“is_income”: true
}
}
“`
is_incomeをtrueにすると収入、falseにすると支出として登録されます。トリガーモジュールから取得した値をMakeのマッピング機能({{}}記法)で各フィールドに差し込みます。
ステップ5:シナリオをテストしてスケジュール実行に切り替える
「Run once」ボタンでテスト実行し、マネーフォワードの取引一覧に正しく登録されていることを確認します。正常動作を確認したら、シナリオの実行スケジュールを「毎日0時」「週1回月曜日」など業務に合わせて設定します。Makeの無料プランではスケジュール実行の最短間隔は15分です(※執筆時点の仕様。変更になる場合があります)。有料プランのCoreでは1分間隔まで短縮できます(※同様に変更の可能性があります。Make公式サイトで最新情報をご確認ください)。
結論——Makeは買いか、見送りか
Makeとマネーフォワードの連携シナリオを稼働させると、以下の変化が起きます。
作業時間の変化:月10件の仕訳入力を手作業で行う場合、1件あたり5〜8分(請求書確認・カテゴリ選択・金額入力)として月50〜80分かかります。シナリオ稼働後、この手入力時間は原則ゼロになります(※取引パターンやデータ形式によっては一部手動確認が必要な場合があります)。代わりにシナリオの初期設定に2〜3時間かかりますが、3ヶ月運用すれば回収できる計算です。
確定申告準備への影響:仕訳がリアルタイムで登録されているため、確定申告時期に「年間の取引をまとめて入力する」作業が不要になります。マネーフォワード クラウド確定申告の申告書作成機能と仕訳データが常に最新の状態で連動している状態を保てます。
ミスへの対処:手入力では起こりやすい「金額の桁間違い」「カテゴリの誤選択」を、スプレッドシート側でデータを確認してからAPIに送る構成にすることで、ヒューマンエラーの発生箇所を1箇所に集約できます。
経理の自動化はツールを「入れるだけ」では完結しません。マネーフォワード クラウド確定申告側のカテゴリ設定(勘定科目の事前登録)と、Makeのシナリオが参照するスプレッドシートの列構成を最初にきちんと設計することが、安定稼働の前提条件です。まずはマネーフォワード クラウド確定申告のAPIアプリ登録から始めてみてください。
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載商品・サービスの選定は編集部が独立して行っています。
💡 この記事の情報は調査・執筆時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
👉 [マネーフォワード クラウド確定申告を公式サイトで確認する・無料トライアルを試す](/go/moneyforward-cloud-tax?c=MF-SEO-20260917-0003)
※ 編集部調査時点の情報。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
→ 比較してから選ぶと後悔しません。
- ✓毎月の請求書仕訳や経費入力に1時間以上かけているフリーランス・個人事業主
- ✓確定申告のたびに1年分の帳票整理で消耗しているひとり社長
- ✓GmailやGoogleドライブを日常業務の中心として使っている事業者
- ✓経理ソフトへの手入力ミスで取引先と金額が合わなくなった経験がある人
- ✕秒単位のリアルタイム処理が経理フローの要件になっているケース
- ✕オンプレミスの基幹会計システムとの連携がメインになる中規模以上の法人
- ✕マネーフォワードクラウドのパーソナルミニプランのみ利用しておりAPIアクセスが不要な超少量取引の副業者
よくある質問
- Q. マネーフォワードのどのプランからAPI連携を使えますか?
- パーソナルプラン(月1,320円)以上で利用可能です。パーソナルミニプランはAPI非対応のため注意。年払いにすると月換算1,100円になりお得です。
- Q. プログラミングの知識がなくても設定できますか?
- できます。MakeのビジュアルエディタはドラッグD&ドロップで操作するため、コードを書く場面はゼロです。APIトークンの発行とコピー貼り付けだけできれば、本記事のステップで設定完了できます。
- Q. Gmailに届く請求書PDFを自動で読み取ることはできますか?
- 可能です。MakeのGmailモジュールで添付PDFを検知し、OCRモジュールでデータを抽出後、マネーフォワードAPIへ自動POSTする流れで組めます。OCRにはAdobe PDF ServicesやGoogle Document AIと連携するのが現実的です。
- Q. 確定申告の時期だけ使うといった単月利用はできますか?
- Makeは月単位で課金停止でき、マネーフォワードも月払いプランが選べます。ただし通年で自動記帳していないと申告時の集計作業が残るため、年間を通じて動かしておく方が効果を最大化できます。
- Q. 途中で解約したらデータはどうなりますか?
- Makeのシナリオ設定はエクスポートが可能です。マネーフォワードに記帳済みのデータはサービス側に残ります。無料プランから始める場合、クレジットカード登録なしであれば自動課金の心配もありません。
毎月の請求書入力や月末集計に時間を奪われているなら、MakeとマネーフォワードAPIの連携は試す価値が確実にあります。Makeは無料プランで動作確認できるため、実際に自分の業務フローで動くかを確かめてから判断できます。確定申告の時期に慌てる前に、今月中に1つだけシナリオを動かしてみてください。
⚠ マネーフォワードクラウドはパーソナルプランから1ヶ月無料トライアルで試せます。Makeも無料プランで今すぐ連携の動作確認ができます。まず請求書の自動仕訳1本だけ、今日設定してみてください。
無料プランあり / クレジットカード不要 / いつでも解約可

