毎朝、業界ニュースを手動でチェックしてSlackやDiscordに貼り付ける。その10〜20分、今日も気づいたら消えていないだろうか。
- 1MakeでRSS→Slack/Discord自動通知シナリオを具体的にどう組むか(ステップ解説)
- 2無料プランでどこまで実運用できるか・オペレーション消費量の目安
- 3IFTTT・Zapier・n8nと何が違うか・3秒でわかる選び方
- 4使う前に知っておくべき注意点と向いていない用途
※ 実際の設定はMake公式テンプレートから選ぶだけ
毎朝、業界ニュースを手動でチェックしてSlackに貼り付ける。その作業だけで10〜20分。しかも「今日はいいか」と後回しにした日に限って、競合が新サービスを発表していたりする。
この地味にきつい習慣を、コードゼロで断ち切れるのがMake(旧Integromat)だ。
Makeで何ができるか、具体的に言うと
RSSフィードに新着記事が流れた瞬間を検知して、DiscordやSlackの指定チャンネルへ自動投稿する。たったこれだけのシナリオが、ブラウザ上のドラッグ&ドロップで組める。
操作イメージとしては、「RSS(新着検知)→ フィルター(キーワード絞り込み)→ Slack投稿」という処理ブロックを画面上につなぐだけ。コードは一行も出てこない。エンジニアに依頼する必要もない。フロー全体が図として見えるので、「どこで何が起きているか」を後から見直すのも楽だ。
連携できるアプリは公式発表で1,500以上。Discord・Slack・RSSはいずれも標準モジュールとして用意されており、追加インストール不要で使い始められる。
Discordユーザーにも、Slackユーザーにも使えるのが地味に便利
「Slackはチーム内専用で、コミュニティ告知はDiscordを使っている」という構成のチームは意外と多い。Makeの場合、SlackへもDiscordへも同一シナリオから同時通知できる。つまり、「社内Slackと運営Discordサーバーへ同時に最新記事を流す」が一つのシナリオで完結する。チャンネルが増えても、管理の手間は増えない。
→ Coreプランは月$9(年払い)。月1回の手作業レポートを消せるなら元が取れます。
こんな人には向かない(重要)
ここは誤魔化さずに書いておく。
速報には向かない。 無料プランのシナリオ実行間隔は最短5分。ニュース速報を1分以内で受け取りたい用途には構造的に対応できない。
日本語サポートは薄い。 UIは英語が基本で、公式ドキュメントの日本語訳も部分的だ。初期設定でつまずくポイントが必ず出てくるので、英語のヘルプ記事を読む抵抗感がある人には学習コストがかかる。
オペレーション数が増えると費用も上がる。 Makeは処理の「実行回数(オペレーション)」単位で課金される仕組みだ。RSSを10フィード束ねて毎時チェックする、といった使い方をすると想定より消費が早くなることがある。拡張前に試算しておく方がいい。
まとめると、こんな人には向かない:
- 完全日本語サポートが必須のITリテラシー低めのユーザー
- 1分未満のリアルタイム通知が業務要件に入っている用途
- 月数百万オペレーション規模の処理が必要な大規模チーム
他ツールと何が違うのか
IFTTTと比べると: IFTTTは「AしたらBする」の単純なトリガー→アクション設計が得意だが、複数ステップの条件分岐や並列処理には向いていない。「キーワードAを含む記事はSlack、キーワードBを含む記事はDiscord」といった振り分けをやろうとすると壁にぶつかる。
n8nと比べると: n8nはオープンソースで自前サーバーにホストすれば無制限に近い使い方ができる。ただしDockerやVPSの扱いに慣れていないと初期構築の段階でつまずく。エンジニア不在のチームには現実的ではない選択肢だ。
Makeはその中間:クラウド管理で環境構築不要、かつIFTTTより複雑なフローを組める。ノンエンジニアが「自動化を本格的に試したい」という段階で選ばれやすいのはこのあたりが理由だ。
無料プランで十分? 実際の料金感を確認
- 無料プラン: 月1,000オペレーション・2シナリオ・実行間隔5分
- Coreプラン: $9/月(年払い)〜、オペレーション数と実行間隔が拡張される
RSS→Slack/Discordの基本シナリオなら、1回の実行で消費するオペレーションは数個程度。フィードが5本以下・チェック頻度がそこまで高くない用途なら、無料プランの1,000オペレーションで十分に検証できる。
「とりあえず2週間動かしてみて、消費量を確認してから有料への移行を考える」という進め方が現実的だ。
向いているのはこういうチームや個人:
- 複数のRSSを束ねてDiscord・Slackへ自動投稿したいチームリーダー
- エンジニアに頼らず情報収集を自動化したいフリーランス・小規模チーム
- IFTTTで条件分岐の限界を感じ始めた自動化中級者
毎朝の「ニュースチェック→コピペ→Slack投稿」に使っている15分を、本来の仕事に戻す。その入り口として、まず無料プランで一つシナリオを動かしてみるところから始めてほしい。
※ 編集部調査時点の情報。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
→ 3ツールの違いを把握してから選ぶと、後悔しない選択ができます。
- ✓複数のRSSを束ねてDiscord・Slackへ自動投稿したいチームリーダー
- ✓毎朝の業界ニュースチェック→コピペ→Slack投稿を習慣にしているフリーランス・小規模チーム
- ✓IFTTTで条件分岐の限界を感じ始めた自動化中級者
- ✓エンジニアに頼むほどじゃないけど自分でコードは書けないポジション
- ✕1分未満のリアルタイム通知が業務要件に入っているケース
- ✕日本語サポートが必須で英語ドキュメントに強い抵抗がある場合
- ✕月数百万オペレーション規模の大量フィード処理が必要な大規模チーム
よくある質問
- Q. 無料プランで実際に使えますか?
- 月1,000オペレーション・2シナリオまで完全無料。RSS5本程度を5分ごとにチェックする構成なら、1,000opは約2〜3週間分の検証に使えます。まず動かして消費量を確認してから有料移行を判断するのが現実的です。
- Q. プログラミング知識は必要ですか?
- 不要です。「RSSモジュール → フィルター → Slack/Discordモジュール」をドラッグ&ドロップで繋ぐだけで設定できます。公式テンプレートを使えば最初のシナリオは30分以内で動かせます。
- Q. SlackとDiscordに同時通知できますか?
- できます。一つのシナリオからSlackへもDiscordへも同時に投稿できるので、社内SlackとコミュニティDiscordを使い分けているチームでも管理の手間が増えません。
- Q. IFTTTから乗り換える意味はありますか?
- 「キーワードAを含む記事はSlack、キーワードBはDiscord」といった振り分けやフィルタリングを実現したい場合、IFTTTでは構造的に対応できません。Makeはその条件分岐が標準で組めるため、情報収集の自動化を本格化したい段階での乗り換え先として選ばれやすいです。
毎朝のニュースチェック→コピペ→Slack/Discord投稿に時間を取られているなら、Makeは試す価値があります。無料プランでシナリオを動かして、自分の用途に合うか確かめてから判断できるのでリスクもありません。
⚠ クレジットカード不要で今すぐ無料登録できます。まず1つのRSSフィードだけ自動化してみてください。
無料プランあり / クレジットカード不要 / いつでも解約可

