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- 1,800以上のアプリと連携対応
- 日本語UIで設定・管理が可能
フォーム送信のたびにメール確認してスプレッドシートに転記して、Slackで担当者に連絡して——その一連の作業、今日も手動でやっていないだろうか。GitHubにPushするたびに誰かへの通知を忘れて、後からSlackで謝っていないだろうか。
- 1MakeのWebhookが通常のトリガーと何が違うのか(リアルタイム処理の仕組み)
- 2カスタムWebhookの設定手順とJSONフィールド自動解析の使い方
- 3カスタムレスポンス・IPフィルタリングなど実務で役立つ応用機能
- 4ZapierとのOperationsコスト差と、Webhookシナリオで損しない料金プランの選び方
※ 実際の設定はMake公式テンプレートから選ぶだけ
MakeのWebhookを使うと、自動化の起点が一気に広がる。ポーリング型のトリガーとは違い、外部サービスからHTTPリクエストが届いた瞬間にシナリオが動く。フォーム送信、決済完了、GitHubへのPush——そういったイベントをリアルタイムで拾って、複数のツールへ一括で処理を投げられる。
Makeの基礎を一通り触ったことがある人なら、「既存のアプリ統合だけでは届かないサービスと繋ぎたい」と感じた経験があるはずだ。公式サイトによると、MakeはStripe・GitHub・Typeform・Shopifyなど2,000以上のアプリと統合しているが、それでもカバーされていないサービスは当然ある。社内システムや、ニッチなSaaSツール、自前のWebアプリなどがその典型だ。Webhookはその隙間を埋めるために使う。
カスタムWebhookの設定は、正直そこまで難しくない
MakeのカスタムWebhookは、HTTP POSTリクエストを受け取り、JSON・FormDataなど複数フォーマットを自動でパースしてシナリオのトリガーにできる(公式ドキュメントより)。「JSONって読めない」という人も、最初のテストリクエストを一度送信するだけでOK。ペイロードのフィールド構造をMakeが自動解析して、後続モジュールで使えるマッピングを自動生成してくれる。
たとえばTypeformで「name」「email」「message」の3フィールドを持つフォームを作った場合、Webhookにテストリクエストを1回投げるだけで、それぞれのフィールドがMake上に自動で展開される。あとはNotionのデータベースに追加するなり、Slackに通知を飛ばすなり、後続モジュールを繋げていくだけだ。ネストが深いJSONでも同様に処理できる点は、実務で使い込むほど助かる。
もう一つ、見落とされがちだが実用的な機能が「カスタムWebhookレスポンス」だ。受信したリクエストに対して、任意のHTTPステータスコード(200・400・500など)とボディを即座に返せる。フォームサービス側がWebhookの応答を確認するケース——たとえばJotFormやHubSpotがWebhook先の死活を確認する仕様になっている場合——や、開発中に簡易的なAPIモックとして動かしたい場面で地味に重宝する。
セキュリティ面では、特定のIPアドレスからのリクエストのみを受け付けるIPフィルタリングを設定できる。Stripeなど送信元IPが公開されているサービスと繋ぐなら、最初に設定しておくべきだ。不特定多数からの誤送信やスパムを弾けるし、万一URLが漏れた場合のリスクも減らせる。
→ Coreプランは月$9(年払い)。月1回の手作業レポートを消せるなら元が取れます。
コスト面でZapierと差が出るポイント
MakeはOperationsベースの課金モデルを採用している。Zapierがタスク(ステップごと)に課金するのに対し、MakeはシナリオのOperations単位で消費する仕組みだ。この違いが、多ステップのシナリオほど大きなコスト差を生む。
具体的な数字で確認しておこう(2025年時点の公式情報)。
- Freeプラン:Operations 1,000回/月、カスタムWebhook利用可、シナリオ数2件
- Coreプラン:月額約$10.59(年払い)、Operations 10,000回/月
- Proプラン:月額約$18.82(年払い)、Operations 40,000回/月
Webhookを起点に5〜6ステップのフローを組む場合、1回の起動で消費するOperations数はZapierのタスク数と比べて少なくなるケースが多い。月に数百〜数千件のWebhookを受信するような用途なら、この差は無視できない。
ただし、Freeプランの1,000回/月は思いのほか早く消える。開発中にテスト送信を繰り返しているだけで、あっという間に半分を使い切ることもある。本番運用に移行するなら、CoreかProプランへのアップグレードを最初から見込んでおいたほうがいい。
こんな人には向かない(重要)
Webhook機能は強力だが、万能ではない。
まず、高頻度で大量のWebhookを受信する構成を組む場合。ECサイトのリアルタイム在庫更新や、ユーザー行動ログを逐一受け取るような用途では、Operations消費が爆発的に増える。Coreプランの10,000回でも数日で上限に達することがあり、上位プランへの移行コストを含めてROIを試算しておく必要がある。
次に、日本語の情報が少ない点。Make公式ドキュメントは英語が中心で、日本語コミュニティはZapierと比較するとまだ薄い。エラーコードを調べるときや、特定のサービスとの接続でハマったときに、日本語で解決策がすぐ見つかるとは限らない。英語のフォーラムを読む抵抗感がある人には、この点がストレスになる。
それから、単純な1対1の連携で十分な場合。たとえば「Googleフォームに回答が来たらGoogleスプレッドシートに記録するだけ」なら、MakeのWebhookを使うまでもなく、既存のGoogle統合で事足りる。Webhookが本領を発揮するのは、条件分岐・複数経路への振り分け・カスタムサービスとの連携など、既存統合だけでは手が届かない場面だ。
MakeのWebhookを特に活かせるのは、「既存の統合では繋がらないサービスとリアルタイムで連携したい」「受信データを条件分岐・フィルタリングして複数の処理経路に投げたい」と考えている人だ。
迷っているなら、まずFreeプランでカスタムWebhookを一つ動かしてみるのが一番早い。実際に自分のシナリオにWebhookを繋いで動作確認できれば、有料プランが必要かどうかも自然と判断がつく。手を動かすのが最短の学習だ。
MakeのWebhookを使って自動化の幅を今すぐ広げる
※ 編集部調査時点の情報。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
→ 3ツールの違いを把握してから選ぶと、後悔しない選択ができます。
- ✓TypeformやJotFormのフォーム送信を手動でスプレッドシートに転記しているチーム
- ✓Stripe決済完了後の通知・処理を毎回手動で確認しているECオペレーター
- ✓GitHubへのPushやPRをトリガーにSlack通知やタスク生成を自動化したい開発チーム
- ✓Zapierで同等のWebhookフローを動かしているが料金に不満が出てきた人
- ✕ユーザー行動ログを逐一受信するような秒単位・超高頻度のWebhook処理が業務要件にある場合
- ✕社内オンプレ基幹システムとの連携がメインで、外部HTTPリクエストを送れない環境のケース
- ✕英語ドキュメントを読むことに強い抵抗があり、日本語サポートが必須な場合
よくある質問
- Q. 無料プランでWebhook機能は本当に使えますか?
- はい、Freeプランでもカスタムウェブフック機能は利用可能です。月1,000 Operations・シナリオ2件まで無料。テスト検証や小規模な自動化なら十分機能します。本番で月数百件以上のWebhookを受信する運用に移行するならCoreプランへの切り替えを前提に計画してください。
- Q. JSONがわからなくても設定できますか?
- できます。Webhookにテストリクエストを1回送るだけで、MakeがJSONを自動解析してフィールドをマッピングしてくれます。「name・email・message」などのフィールドが後続モジュールでそのまま使える状態になるので、JSONの知識がなくても問題ありません。
- Q. ZapierのWebhookと何が違いますか?
- 最大の違いはコストです。Makeは多ステップのシナリオほどZapierより少ないOperations消費で動かせます。またカスタムWebhookレスポンス(任意のHTTPステータス・ボディを返せる)やIPフィルタリングなど、実務で使える細かい機能がMakeの方が充実しています。
- Q. セキュリティが心配ですが、URLが漏れたら?
- IPフィルタリング機能で特定IPからのリクエストのみ受け付けるよう制限できます。Stripeなど送信元IPが公開されているサービスと繋ぐ場合は最初に設定しておくことを推奨します。URLが漏れた場合でも、フィルタリング設定があれば不正リクエストを弾けます。
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